エリア概要コラム

計画的にまちづくりが行われ、文教エリアとしても知られる学園前・登美ヶ丘

「けいはんな学研都市」の愛称で親しまれる関西文化学術研究都市は、京都、大阪、奈良の3府県にまたがるサイエンスシティだ。関東の「つくば研究学園都市」とともに、国家的プロジェクトと位置付けられ、140を超える研究施設や文化施設がある。そんなまちの中にある奈良県の学園前・登美ヶ丘エリアは、この都市の南部に位置する閑静な住宅街だ。1941(昭和16)年に旧制帝塚山中学校が開校すると、翌年に「学園前」駅が誕生。1950(昭和25)年から宅地造成が始まり、駅の南北に住宅地が広がった。1999(平成11)年には駅ビル、2001(平成13)年には再開発ビルが完成し、都市機能が整った。

中山町西二丁目第1号児童公園
中山町西二丁目第1号児童公園

2駅2路線が使えて大阪方面への移動が便利

電車は、近鉄奈良線「学園前」駅とけいはんな線「学研奈良登美ヶ丘」駅の2駅が利用できる。「学園前」駅からは、「奈良市役所」や「奈良県庁」に近い「新大宮」駅と「近鉄奈良」駅まで約10分、「大阪難波」駅までは直通26分。「鶴橋」駅で大阪環状線に乗り換えれば、約45分で「梅田」駅に着く。

学園前駅
学園前駅

けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘」駅は、始発駅なので通勤・通学で大阪方面へ向かう際に座われるのが大きなメリットだ。御堂筋線、中央線、四つ橋線に連絡する「本町」駅にも直通で37分。梅田や天王寺へのアクセスもスムーズだ。車で15分ほどの距離にある「高の原」駅を使えば、京都方面にも気軽に移動できる。さらに、近くを京奈和自動車道が通っているため、高野山や白浜といった和歌山県の観光地にもおでかけしやすい。

学研奈良登美ヶ丘駅
学研奈良登美ヶ丘駅

幼児向け教室から大学まで充実した教育環境

「学園前」駅周辺は奈良県屈指の文教地区ゆえ、さまざまな教育施設が整っている。その代表は、駅前に広がる「帝塚山学園」だろう。幼稚園から大学まで運営する私立の総合学園で、特に男女併学の中高一貫校「帝塚山中学校・高等学校」は奈良県でもトップクラスの大学進学実績を誇る。

奈良市立平城西小学校
奈良市立平城西小学校

定員210名と規模の大きい認定こども園「学園前学園」などの保育施設をはじめ、「キンダーキッズインターナショナルスクール 奈良登美ヶ丘校」や「ECC KIDS イオンモール奈良登美ヶ丘校」など、幼児向けのスクールも豊富だ。また、奈良県は子育て支援に力を入れていて、「帝塚山大学」や「奈良学園大学」といった保育士養成課程のある大学と連携して「なら子育て大学」を開催。育児の不安や負担の軽減につながる講座を各所で定期的に実施しているので、子育て世代は心強いだろう。

買い物は近場のショッピングモールや難波、神戸三宮へ

買い物の選択肢が豊富なのもこのエリアの魅力。「学園前」駅北口には、駅ビル「ル・シエル学園前」、北館と南館の2棟からなる商業施設「パラディ学園前」がある。どちらも飲食店やクリニックが入っているので、毎日の暮らしを支えてくれるはず。「学研奈良登美ヶ丘」駅前には「イオンモール 登美ヶ丘」があり、日用品から食料品まで何でも揃う。中山町西2丁目周辺には、「万代 学園前店」、夕食の宅配サービスも実施する「ならコープ学園前」などのスーパーもある。

ならコープ学園前
ならコープ学園前

さらに車で15分ほどの場所にある「イオンモール 高の原」には映画館があるので、買い物ついでに映画鑑賞を楽しむこともできる。さらに難波まで足をのばせば、ブランドファッションや流行のグルメを満喫できる。さらに神戸三宮までも直通で行けるので上品な神戸の街並みを散策するのもいいだろう。きっと大いにリフレッシュできるはずだ。

大きな公園もある、自然が豊かな環境

住宅地でありながら自然豊かな点も大きな魅力だ。登美ヶ丘エリアには、一日過ごせる大きな県立公園「大渕池公園」がある。池やつり橋、芝生広場、複合遊具、ターザンロープなどで遊べる他、テニスコートや体育館で本格的なスポーツも楽しめる。「中山町西一丁目街区公園」や「中山町西二丁目第1号児童公園」など気軽に立ち寄れる公園もあり、子どもの遊び場には困らない。さらに、北に足をのばせば、里山の自然が広がる「けいはんな記念公園」もある。敷地内には自然林や日本庭園があり、四季折々の美しさが体感できるよう設計されている。場所によっては有料だが、大人もゆったり過ごせる素晴らしい場所だ。

けいはんな記念公園
けいはんな記念公園